【3か月で合格】現役看護師が教える看護師国家試験おすすめ勉強法!

看護

看護学生さんが「国家試験勉強、何から始めたらいいの?」「どうやって勉強するのがいいの?」と悩むケースは非常に多いです。12月ぎりぎりまで実習で国試勉強をする余裕がない方もいらっしゃいますよね。

私は遅めの12月から勉強をはじめ必修問題50点中46点一般・状況設定問題は249点中214点で合格をしました。

そこで、この記事では12月から勉強を始めても、たった3か月で合格できる、効率の良い国家試験勉強法を紹介します!

必ず合格したい看護学生さんは、ぜひ最後まで読んでくださいね。

看護師国家試験とは?

まず国家試験の概要についてお伝えします。

看護師国家試験は必修問題50問、一般問題130問、状況設定問題60問の合計240問が出題されます。

出題範囲は非常に広範囲のため、合格を目指すには適切な対策が必要でしょう。

他の国家資格と比較して、合格率が比較的高いと言われていますが、甘く見ていると成績優秀な学生さんも落ちることがある試験です。

学習のポイントは、必修問題で40点以上、一般問題と状況設定問題で160~170点以上をクリアできるように勉強しておくことです。

マークシート

私の勉強スケジュール

12月上旬まで→卒業研究があり、本格的には勉強できず

12月中旬→必修問題の過去問を解き始め、年末までに3周する

1月→一般状況設定問題を解き、2周する

2月上旬→模試の解きなおし

2月中旬→国家試験

国試勉強を始めるには早いに越したことはないです!しかし12月から勉強を始めても間に合います!

おすすめ勉強法

必修問題を確実にとれるようにする

必修問題を確実に正解できるように勉強しましょう

50点満点中40点以上を取らないと、そのほかの一般状況設定問題がたとえ満点でも不合格になるからです。つまり、たった10問しか間違えられません

一般、状況設定問題を勉強する前にまずは必修問題をやっておきましょう。

わたしは、クエスチョンバンクの問題集を活用して、年末までに3周しました。

過去問の活用法

国家試験勉強で、大切なのは過去問の解き方です

単に、暗記だけでは当日出題される問題に対応できません

私が実践していた、問題の解き方を紹介します。

  1. 問題を解く
  2. 他の選択肢がなぜ違うのかまで問題に書き込む
  3. 解説をしっかり読む
  4. レビューブックで問題の内容を確認

解説を読み、何をどう間違えたのか、問題の内容まで確認しましょう

1問1問に時間がかかってしまいますが、たった1問から学べることがたくさんあるはずです。

早く問題を解き終えて何週もしたい気持ちにはなりますが、ぐっとこらえて時間をかけてみましょう。

レビューブックに載っている内容は過去に国家試験で出題されたものをまとめたものです。

かわいい付箋をはったり、イラストを書いたりして自分なりのレビューブックをつくるのもおすすめです。


解いた問題に印をつける

問題の意味が分かり、他の選択肢では間違いの理由まで理解できている場合→〇

他の選択肢では間違いの理由は分からないが、問題に正解した場合→△

全く分からなかった場合→×

国家試験勉強で大切なのは「うろおぼえ知識の問題を確実に正解できるようにすること」です。

看護師国家試験は9割の方が合格する試験です。他の受験生も解けないような問題に時間を割くことはないのです。

そのため、2週目は1週目で△だった問題のみを解き、×だったものは時間に余裕があれば解きましょう

アプリを活用する

私は、通学時間を利用してアプリで問題を解いていました

また、どうしても机に向かうやる気がないとき、寝ながらでも問題は解けます。

非常に便利なツールですよね。

しかし、ここで1つ注意点があります。それはアプリだけで勉強しようとしないことです。

理由は、アプリでの解説は問題集に比べると浅いものが多く、ただ問題を暗記するだけになってしまい、周辺知識が身につかないからです。

必ず、過去問の問題集と合わせて利用するようにしましょう

友達と一緒に勉強する

友達と一緒に勉強するのもおすすめです。

なぜなら、人の目があるため集中でき、モチベーションを保つことができるからです。

また、友達に説明することで、知識をアウトプットできより定着につながります

スマートフォンを見ている二人の女性

模試の解きなおし

模試の結果が出たらどうしても点数や順位が気になってしまいますよね。

しかし、模試は自分の弱点が分かるとても良い材料です。間違えた問題に焦点を当て、分析してみましょう。

自分がなぜ間違えたのか、まったく知識がなかったのか、読み間違いなのか、間違えた要因を明確にすることが重要です。

特に、正答率が70%以上の問題で自分が間違えた問題は、次回必ず解けるように復習しておきましょう

苦手分野のノートづくりをする

日々、過去問を解いていく中で間違えた問題や模試で間違えた問題をノートにまとめておき、模試の前に見直せるようにしておきましょう

ここで、注意なのがきれいにノートをまとめる必要はありません

まとめて満足して後から見返さないのは非常にもったいないです。

自分が間違えた原因を簡単に書き、スキマ時間に見直せるようにしておきましょう

過去問の問題集は1冊に絞る

看護学生さんにありがちなのが、問題集を大量に買ったはいいものの、結局どれも手つかずになってしまうことです。

参考書や問題集はいくつかありますが、1冊を決めてひたすら間違えた問題がなくなるまで解いていくことをおすすめします。

いろんな参考書に手を付けて一通りもできないと、試験範囲を網羅できなくなってしまうからです。

私は、クエスチョンバンク1冊に絞って解いていました!


ふせんを利用

過去問を何周もしていると、自分が何回も間違える項目が出てきます。

あまりにも覚えられない項目はごろにして付箋に書き、部屋の壁に貼って何度も見ることができるようにしておきましょう

試験が近づいてきたら

試験時間に合わせて勉強をする

1月2月になると、学校の授業も減り、ついつい夜遅くまで勉強して、朝ゆっくり起きる生活になってしまいがちです。

しかし、試験は午前9時50分から始まります朝早く起きて、試験開始時間に勉強を始める習慣をつけておきましょう

また、試験時間は午前2時間40分、午後2時間40分の合計5時間20分です。

試験は1日通して行われるため、長時間集中力を切らさないように練習が必要になってきます。

タイマーをセットして、長時間問題を解けるようにしておきましょう

時計とマグカップ

体調管理を徹底しよう

試験当日に体調を崩してしまうと、本来の力を発揮できないかもしれません。

うがいや手洗いを行い、人ごみを避けて行動、マスクを着用するなど基本的な対策を実践し、体調を崩さないようにこころがけましょう。

まとめ

ここまで看護師国家試験の勉強方法についてお伝えしました。

国家試験対策は早く始めるに越したことはありませんが、12月から始めても間に合います。

過去問を活用し、他の選択肢がなぜ違うのかまで周辺知識を学習することが大切です

看護師国家試験の勉強は、看護師になってからもアセスメントで役に立ちます。

ぜひ国家試験に合格されることを願っています。

プロフィール
この記事を書いた人

2023年国立大学看護学科を卒業後、総合病院に就職。呼吸器・耳鼻科の看護師となる。2024年10月からデイサービス看護師として勤務。

nohohonnをフォローする
看護
nohohonnをフォローする
のほほんブログ

コメント

タイトルとURLをコピーしました