【仕事辞めたいは甘えじゃない】転職を考えたときにすること9選!

「仕事を辞めたいけど本当に辞めるべきか」と悩みを抱えていませんか?

仕事に疲れて辞めたいと感じることは誰しもあることでしょう。「仕事を辞めたい」は決して甘えではありません。

私は、辞めたい!の勢いで退職し後悔した経験があります。

辞めるかどうかを判断するには、自分の考えを整理して理想の働き方ができないかを確認することが大切です。

そこで、この記事では仕事を辞めたいと感じたときにするべきことを紹介します。

転職を考えている方、後悔しない選択がしたい方はぜひ最後までご覧ください。

仕事を辞めたい、疲れたと感じる理由

ストレスが原因で体調を崩している

仕事量が多く、常にプレッシャーにさらされていると眠れない、食べられない、朝起きられないなどの症状が出現することがあります。
その場合、まずはゆっくり休養することが第一優先です。

心療内科を受診して診断書をもらえば、翌日からでも休職できる可能性があります。
仕事を続けるか、やめるか決断するにも時間がなければゆっくり考えることが難しいので、まずは休職を検討してみてください。

私はあるとき、身体が動かず会社に行けなくなりました。疲れや甘えだと思っていたのですが、受診をしたらうつの症状であることが分かりました。
皆さんも症状が出たら無理をせず、受診してくださいね!

上司や同僚との人間関係

仕事を辞めたい理由で、多いのが人間関係ではないでしょうか。職場の人間関係が良好であれば、仕事が円滑にでき、モチベーションを維持して働くことができます。

しかし上司との関係が悪化し、過度なプレッシャーをかけられていたりパワハラやセクハラを受けている社内いじめにあっていたりする場合は転職をおすすめします。

ハラスメントまでいかなくても、上司や同僚との相性が悪く悩んでいる場合、その環境に身を置き続けることは心身を壊すリスクがあります
また、人間関係を築くのがそもそも辛いのであれば人とあまり関わらない仕事に転職する方法が適しているかもしれせん。

給与が低い、昇給が見込めない

年収や待遇は仕事のやりがいや人生設計に直結します
「年功序列で昇進しにくい」「評価に見合った給与が欲しい」と悩んでいる方は多いのではないでしょうか。仕事量と給与が見合ってない場合、モチベーションが低下してしまいます。

また、自分が会社から得ている給与が、同じキャリアを積んでいる人と比べて見合っていなかったら、職場に対する不信感にもつながりますよね。
1つの会社に長年勤めていた方が昇給面では有利なのですが、出世までにかなりの時間を要しそうな場合は転職も視野に入れましょう。

人生における自己実現を望むことは自然なこと!

職務内容

自分に合ったキャリアを追求することは、仕事に対する幸福度を高めます
以下のような悩みを抱いたことはありませんか?

  • 仕事が単調で退屈
  • やりがいを感じられない
  • 自分が仕事についていけないほど高いスキルを求められる
  • 業務内容が自分の性格に向いてない

上記の職務内容では自己肯定感が低くなり、仕事を辞めたいと思ってしまうのは当然のような気がします。性格上ルーチンワークが得意でない人は、創意工夫の機会が少なく、正確性を求められる仕事内容では能力を発揮できません。
また、就職活動の際に説明された仕事内容と現実のギャップが大きいとモチベーション低下につながります。

昇進するとルーチンワークから解放されることもあるため、昇進を待つという選択肢もありますが、昇進まで時間がかかりそうな場合は転職を考えましょう。

残業が多い、休日が少ない

毎日終電で帰宅している方、本当にお疲れ様です。帰宅後、自分の時間を確保できず辛い思いをしている方は多いのではないでしょうか。

不規則なシフト勤務や休日出勤によって趣味や家族との時間が不足し、家庭内の問題も生じやすくなります心身の健康に悪影響を及ぼす場合もあるので、今悩んでいる方は職場を変えて自分を守りましょう。

家庭環境の変化

人生において多く訪れるライフイベントのタイミングで転職を考える方は多いようです。例えば、夜勤がある仕事だと子どもを考えている方にとっては負担ですよね。

また、家族の介護をしなければならなくなった場合、柔軟なワークライフバランスで働ける会社を探した方がよいでしょう。

会社の方針や理念に共感できない

社風とはその企業の持つ独特な雰囲気や慣習のことです。古い体質が残っている会社は、下の世代に価値観を押し付けてしまうところもあるようです。社風が自分の価値観と合わない場合は、会社に対して居心地の悪さを感じ、辞めたい気持ちにつながります。

例えば、経営者が1人体制で高圧的であったり、裁量が大きすぎてプレッシャーになってしまうことも。

就職前までと今の自分の価値観が変わってしまった可能性もあるので、転職を考える際には、自己分析と企業分析をやり直す必要があります。

仕事を覚えられない

上司の指導が雑などなかなか仕事を覚えることが難しい場合もあります。いずれ覚えられると腹をくくって居座るという選択肢もありますが、今後のキャリアアップを考える際にも心配なので転職を考えましょう。

キャリアチェンジしたい

他にやりたい仕事があったり、未経験の業界にチャレンジしてみたいと思っている方、今すぐ転職を考えましょう。

人生で自由な時間は意外と限られています。やりたいことは今すぐやるべきです!

業績が低迷している

業績が低迷していると給与や福利厚生の改善が見込めません。モチベーションの低下にもつながるため、仕事を辞めたいと思う方が多いようです。

仕事辞めたいと思ったときにとるべき行動

辞めたい理由を挙げてみる

勢いで退職して後悔しないように、辞めたいと思う理由を明確にしましょう。頭の中で考えるよりも書き出してみるのをおすすめします。悩みを明確にすることで対処法を考えることもできますし、転職の際にも活かすことができます。

職場だけの問題なのか考えることも大切です。例えば、仕事の量が多く感じる場合は、業務量が過剰なのか、自分の時間管理や効率の問題なのかを考える必要があります。

①仕事を辞めたい理由を書き出してみる

②職場だけの問題なのか、解決できそうかを考える

③ストレスの大きい順に並べる

④満足している点を挙げてみる

⑤辞めたい理由と満足している理由を比較し、どちらの方が大きいかを検討する

なぜこの仕事を始めたのかを思い出してみる

初心に戻ることで一時的な感情に流されず、自分のキャリアを続けていくべきかを考えることができます。

周囲の人の意見を聞く

不満を聞いてもらうだけで心が軽くなる場合もあります。


親や友人、職場の同期など話しやすい相手や信頼できる人に話を聞いてもらいましょう。自分にない視点からアドバイスをもらえることもあります。
同じ会社で働く上司や先輩にキャリアについて聞いてみるのもいいですね。

身近な人に相談することに抵抗がある場合は、転職エージェントに登録しプロに話を聞いてもらうのも良いです。転職への不安な気持ちから自己を過小評価してしまいがちだと思います。
エージェントに相談することで、自分の能力を客観的に評価し、自分の長所を再認識できます。

しかし、場合によっては周囲の意見に流されてしまうこともあると思います。
最も大切なのは周囲の意見を参考にしつつも「自分はどうしたいのか、どうありたいのか」という自分の意志を尊重することです。

退職によるリスクを想定してみる

転職先で収入が今より低くなる可能性もあります。また、転職が決まらず退職した場合、収入のない生活になります。

現状の不満よりリスクへの不安が上回る場合は、退職しない方が良いでしょう。

また、どれくらいの収入があれば生活できるかを把握することも大切です。お金に執着した転職にならないよう、自分がどれくらいの収入があれば快適に暮らせるかを把握しましょう。

なんとなくやめたいと思っている場合

近年、SNSの普及により他人の暮らしが容易に見れるようになったからこそ、自分と他人を比較し、なんとなく転職していい暮らしがしたいと思うようになる方は多いです。

なんとなくやめたいと感じている場合は、とにかく転職活動を始めてみましょう。他社と比較することで、なぜ辞めたいと感じているのか明確になることもあります。

趣味でストレスを発散する

問題ばかりに向き合って、心が疲弊している可能性もあります。

自分の好きなことや、やってみたかったことに没頭し、ストレス発散をしてから転職のことを考えても遅くはありません。原因である仕事から少し距離をおいてみましょう。

仕事を辞めることを決断したら

  • 繁忙期を避け、退職時期を明確にする
  • 退職理由を用意しておく
    退職を相談した際に必ず聞かれるため、相手が納得できるような退職理由を準備しておきましょう。前向きな言い方で伝えるのがポイントです。
  • 退職の意思を会社に伝える
    直属の上司に「お話したいことがあるので、お時間をいただけないでしょうか」とアポをとっておきましょう。また、上司と2人きりになれる環境で伝えましょう。
  • 自分自身の決断を信じる
  • 新しい一歩を踏み出す勇気を持つ

いざ退職を伝えて引き留められると、自分の決断が揺らぎそうになります。どんな条件を出されても揺らがない姿勢を見せることが大切です。

仕事を辞める際の注意点

退職届を提出するタイミング

退職する1ヵ月前までに提出することが望ましいでしょう。ただし、急な退職の場合は相談できることもあります。業務が比較的落ち着いている時期や、一日の終わりなどタイミングを選んで提出しましょう。

円満退職になるように心がける

就業規則に乗っている期間内に直属の上司へ退職の意思を伝えましょう。退職理由の伝え方は感情的にならず冷静に伝えることが大切です。

転職活動

貯金額が減っていくなか転職活動をするのは、焦燥感で妥協する可能性があります。

どうしてもすぐに職場から離れたい場合は休職制度を利用しましょう。転職活動を行う際には、まず自己分析を行いましょう。転職エージェントを活用するのもおすすめです。

在職中に転職活動時のアピールポイントを見つけておく

転職活動をする場合、働いていたところでの実績が注目されます。実績は在職中にしか作れないため、アピールポイントとなるような経験を考えておきましょう。

まとめ

仕事がつらい、やりたい仕事ができないと身近な人に相談した場合、「甘えだ」「3年はがんばってみたら」と反対されることもあるでしょう。

たしかに、続けることでやりたい仕事ができるようになったり、仕事がつらいと思わなくなったりすることもあるかもしれません。しかし、辛い仕事を続けて心身を壊してしまっては本末転倒です。

自分の決断を信じて、一歩踏み出してみましょう。みなさんの決断を応援しています。

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