看護師1年目の皆さん、毎日お疲れ様です。慣れない環境の中、大変だと思います。中にはとてもつらい、辞めたいと感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
わたしは看護師1年目の秋に体調を崩し、2年目になる頃に大学病院を辞め、個人病院に転職をしました。転職してよかったとも思っていますが、思っているのと違った点もありました。
そこでこの記事では、新人看護師で転職を考えている方の不安が少しでも軽くなるように、私の転職体験談を話していこうと思います。
看護師1年目で転職を考えている方は、ぜひ最後まで読んでいただけると嬉しいです。
転職を考えた理由
人間関係
私が配属された病棟には、いわゆる「お局」と呼ばれる先輩たちがたくさんいました。
人のミスを晒上げる人、悪口や噂話ばかり言っている人、自分の機嫌で周りを振り回す人など、どの職場にもいると言われればそうなのですが、わたしにとって一番大きなストレスとなっていました。
その先輩がいると、朝から腹痛や頭痛がするなど体調が悪くなってしまったこともありました。
残業、業務量が多すぎる
私が新卒で就職した病院は、500床ほどの病院だったのですが慢性的な人手不足がありました。
患者数40人ほどに対し、日勤看護師が4人、しかも若手看護師しかいない日がありました。シフトは日勤、長日勤、夜勤の2交代制であったのに、日勤の終わりが21時になる日もありました。
時間処置に追われ、患者さんと話す暇もなく、清潔ケアも定時を過ぎてからしか行えない時もありました。患者さんに申し訳ないと思うことが多く、私がしたい看護は、本当にこれなのか葛藤の日々でした。
メンタル不調
激務を繰りかえすうちに、1年目の秋に体調不良が続くようになりました。鎮痛薬を使用しても収まらない頭痛、体が非常に重く、朝、ベッドから起きられないなどの症状が出現しました。
心療内科に行って診断書をもらい、2か月間休職をした後に復帰をしましたが病状が良くなることはなく、退職を考えるようになりました。
仕事を辞めたいと考えている方はまずこちらをご覧ください↓
転職方法
転職エージェントを利用
転職方法は、直接病院に応募するのではなく、転職エージェントを利用しました。
理由は、職場の雰囲気や人間関係などを重視したかったので、エージェントを利用することで内部事情を知ることができると思ったからです。
また、エージェントの担当者から病院の採用担当者へ、あらかじめ応募者の概要が伝えられているので安心して面接に挑むことができるのがメリットだと思います。
しかし、病院側は採用した場合に転職エージェントへ報酬を払う必要があり、お金がかかるので、どうしても採用のハードルが高くなるのがデメリットです。
だから転職希望者は無料で転職エージェントを利用できるのです!
複数のエージェントを使うのがポイント
私は、転職エージェントを1つだけではなく以下のサイトに登録し、利用していました。
- 看護roo!
- ナース人材バンク
- レバウェル看護
理由は、転職活動をするうちに、エージェントによって得意なエリアや内部事情に詳しい病院が異なることに気づいたからです。また、面接対策もエージェントの担当者によって志望動機まで一緒に考えてくれるところもあれば、ノータッチのところもありました。
実際、エージェントの担当者も、複数の転職エージェントを利用していることは承知しているようで、別の会社から紹介された病院の面接がある際には正直に伝えていました。
複数の転職エージェントを利用するのに抵抗を感じる方もいると思いますが、ぜひ複数の利用をおすすめします。
最後に
転職エージェントを利用し、複数の病院から内定をいただくことができました。
とはいえ、自宅から通いやすい病院を見つけるのは容易ではなく、通勤面の妥協や引っ越しを考える必要がありました。
エージェントによると、看護師1年目でも転職できますが、臨床経験3年目以上の求人数が圧倒的に多いそうです。もし転職を考えていて、3年目まで我慢できそうであれば3年続けることをおすすめします。
しかし、体調を崩していたり、3年続けることが厳しいのであれば今後働いていくうえで体が第一なので、転職を考えてよいと思います。
転職を考えている方は、まずエージェントのサイトに登録して求人を見てみましょう。
コメント