「自分はメンタルが弱くて、悩んでいる」「いろいろな方法がネットに書いてあるけど自分に合う方法が分からない」と思っている方は多いのではないでしょうか。
一度精神的な不調を抱えると、立ち直るのになかなか時間がかかりますよね。
私もさまざまな方法を試しては挫折し、たくさん遠回りをしました。
そこで、この記事はメンタルを強くするために参考になった考え方や行動をまとめて解説します。
この記事を読めば、メンタルが強い人の特徴とおすすめのメンタルの鍛え方が分かります。
メンタルが弱いと悩んでいる方、ぜひ最後までご覧ください。
メンタルが強い人の特徴とは
●気持ちの切り替えが早い
ピンチに立たされた時や失敗した時、トラブルがあった際に落ち込む人は多いのではないでしょうか。しかし、メンタルが強い人は失敗や困難を成長するチャンスととらえ、プラスに考えます。
そして、トラブルに対して前向きに解決する方法を模索します。そのためストレスを感じることがあっても長期間引きずりません。結果、失敗を過度に恐れずチャレンジし続けることができるのです。
●芯があり、周りの評価や噂に動じず自分を持っている
メンタルが弱い人は、自分のことをよく理解してないということがあります。そのため、自分が何をしたいのか分からず周りの意見に流されてしまうのです。
それに対してメンタルが強い人は、自分のことをよく理解しているため、周りの意見に流されず自分なりの考え方ができます。問題が起こったときも自分が何をすべきかが判断でき、人からの些細な評価を気にせず行動をとることができます。
●物事を前向きに捉える
メンタル面に課題がある人はさまざまなことに対して否定的に捉えます。否定的に捉えることは、リスクを考えることができるという良い面もあるのですが、それにとらわれてしまうこともしばしば。
多少嫌なことがあったとしても、自然とプラスの面を考えることができるため、リスクにとらわれすぎず挑戦できるのです。
●自分にある程度の自信がある
メンタルが弱い人とは自信がないために過度に不安を感じたり、トラブルが起こった際に自分のせいだと思ってしまったりしやすい傾向があります。それによってますます辛くなるという負のループに陥ります。
しかし、自分にある程度自身があれば何か嫌なことや困ることが起きても「私ならなんとか対処できるだろう」「誰かに頼ることもできるだろう」と思えます。
この記事を読んでいる方で自分に自信がある方は少ないのではないでしょうか。
そんな方でも、自信をつける方法を記事の後半で解説していますのでご安心ください。
●自分と他人の境界線が明確である
精神が不安定になりやすい人は周囲の人の気持ちや、人からどう思われているかを考えすぎてしまう人が多いです。周囲のことを考えられるのは、もちろん長所になるのですが過度に考えすぎると自分のことがおろそかになってしまいます。
メンタルが強い人は、自分の気持ちと他人の気持ちを分けて考えることができるのです。それは「人を変えることはできない」と知っているからです。過剰に周りにどう思われているか考えず、人を期待通りに動かそうとすることもしません。「自分は自分、人は人」を心がけましょう。
●他人の状況や気持ちに配慮できる
周りの意見に耳を傾けず、自分ひとりで突っ走る人は「メンタルが強い人」ではなく、「自分勝手な人」です。本当の強さとは、自分だけでなく相手の立場に立って物事を考え、周囲の人々の状況や気持ちに配慮することができ、なおかつ巻き込まれすぎないことです。
自己肯定感を高め、メンタルを強くするおすすめの方法
結論:小さな目標を立てて行動し、達成すること
メンタルを強くするには、小さな目標を立ててそれをクリアし、自尊心を高めるのが効果的です。自分にとって「これならすぐできそう」と思えることで十分です。まずは小さな一歩から。
チャレンジする経験を重ねて、「自分なら何とかなるのではないか」と思えるよう、自信をつけていきましょう。
ここからは実際にメンタルを強くするおすすめの方法を紹介していきます。みなさんも自分に合った方法を見つけて、一歩を踏み出してみませんか?
①運動で体を鍛える
身体を鍛えるまでいかなくても、軽い運動をすることで気分がすっきりしてストレス発散になりますよね。普段から体を動かすことが好きな方は筋トレがおすすめです。
なぜなら、筋トレにより成功体験を積み重ねることができるからです。筋トレをすることで、体につく筋肉によって目に見えて成果を実感できます。達成感を感じ、小さな成功体験を積み重ねることがメンタルを強くするには大切なことなのです。
毎日10分散歩するだけでも運動になりますよ!
②日頃からポジティブな言葉を使う
「でも」「だって」「どうせ」とついつい否定的な言葉を使いたくなりますね。しかし、前向きな考え方に変えるのは難しくても、肯定的な言葉に言いかえることはより簡単です。言葉が変われば自然とポジティブに物事を考える癖がついてきます。どうせできないと言いたくなったら、「できるかもしれない」と言い換えてみましょう。
③失敗しても自分を責めない習慣をつける
人間だれしも失敗すると落ち込みますよね。しかし、たとえ失敗してもそこから何か学べることがあるはずと捉え自分を責めない習慣を身につけることが大切です。自分や他人をいたずらに責めるのではなく、頑張ったけれど失敗してしまった自分、完全ではない自分をまずは認めてあげましょう。
また、完璧主義は自分の首を絞めることにつながりかねません。80点主義を心がけるようにしましょう。心に余裕ができ、前向き思考ができるようになります。
メンタルが強い人は落ち込まないわけではなく、失敗した自分をしょうがないかと受け入れ、折り合いをつけながらしなやかさに生きていくのです。
④自己啓発本やメンタル強化に関する本を読む
自分だけの考えだけだと、どうしても負のループに陥りがち。
視野を広げるために、他の人の経験を参考にするのも一つの方法です。
⑤メンタルの強い人と接してみる
メンターとは仕事や人生の助言者であり、生き方や考え方が尊敬できる人のことです。その人と接してみて、どのように考えているのかを学ぶことで視野を広げることができます。
⑥自他の境界を意識する
メンタルが弱い人は、自分がなにかしてしまったのかなと気になって不安になりがち。相手には相手の考えや事情があり、自分の想像の及ばないところで何か嫌なことがあったのかもしれません。案外、体調不良が原因だったりもします。
人のことは人に聞かないと分からないことを理解し、相手の気持ちを勝手に判断しないように心がけましょう。
⑦誰かに相談する
自分一人で考えているとどんどんネガティブになりがちです。人に話すことに抵抗がある方もいるとは思いますが、思い切って信頼できる人に相談して話を聞いてもらうことで負のループから抜け出せることもあります。
専門家に頼るのも一つの方法です。友人や家族に話しづらいことも第3者になら話せるということもあります。カウンセリングの効果は、気持ちを表出できてすっきりするのはもちろん、弱っているときの自分の心の動きと対処法を知ることができます。専門家に頼り、自分の考え方の癖を見出し、それに応じた対策を身につけてみませんか?
⑧過去の成功事例などを参考にして嫌な感情の流れを止める
気持ちが落ちているときは、目の前の課題で視野が狭くなっていることもあります。過去の自分がうまくできたことや何とか乗り切れたことを具体的に思い返してみましょう。メンタルが強い人を参考にして自信を失いそうな人は、現実的な部分に目を向けてるのが効果的です。
⑨自宅でモチベーションが上がるスペースを作る
これまで紹介した方法を実践しても、だれしも人間ですから落ち込むこともあります。
みなさんのご自宅には自分の好きなスペースがありますか?
自分が没頭できる映画やドラマ、書籍、漫画、動画など元気が出るアイテムのコーナーを作っておくことで自分の機嫌をとることができます。
次見たい動画を、配信サイトのお気に入りリストに登録しておくのもいいですね!
⑩時間に余裕をもつ
時間的余裕がないと、トラブルがあったときに動揺して冷静な判断をすることができません。
日頃から時間に余裕をもって行動するようにしましょう。時間にゆとりができて精神的な落ち着きにつながります。
⑪感謝の気持ちを大切にする
周りに感謝を伝えるのはなかなか恥ずかしいですよね。しかし、日ごろから感謝の気持ちを忘れず、それを伝えることで信頼関係を築くことができます。周りと人間関係を築くことは、人間関係でイライラすることが減り、安定した気持ちで接することにつながります。
メンタルを強くするには行動すること
メンタルを強くするには、どんな小さなことでもいいので行動することです。今すぐ、ここにある方法のひとつを実践してみましょう。そして実践することができたら、ぜひ自分をほめてあげてくださいね。
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